ミリオンピエール（2016年生、母ミラクルメジャー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、阿部栄乃進から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって475.2万円で落札された。

佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2018年）

7月29日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレイファルコンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の正院の秋祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のショウリノビジョンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアイオライト賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアロエ賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカイジンワンダーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2019年）

4月2日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦の蛇の目神事特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の宝達山開山祭特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着を確保した。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のネプチューンオオカブト特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスタークィーンに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の山代大田楽特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の石川門カップ（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月9日、中7週で迎えた19戦目は、一般B1五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた20戦目は、藤田記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた21戦目は、粟津賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

4歳（2020年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、昇龍特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

2020年2月6日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。