ツルマルミホ（2006年生、母ライリスト）

ツルマルミホ（2006年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したライリストが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の早梅特選(一般C24)。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

7月5日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

8月29日、中7週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた3戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツイチイチバンから4馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、万田坑特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、三裕建設特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキララミライに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、銚厘特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月12日、中2週で迎えた9戦目は、早梅特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーホーマに3/4馬身の差をつけて2勝目を収める

5月9日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルリアンラリックからクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2011年）

1月10日、中9週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。