ビビッドボイス（2007年生、母ビビットタイム）

ビビッドボイス（2007年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「はつらつとした声」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時15歳）と交配したビビットタイムが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木康治。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月31日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

3歳（2010年）

1月31日、中6週で迎えた4戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコウエイスマイルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルランマルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエドヅマに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月5日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月19日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月12日、中5週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた19戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

4歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた21戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（15戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（16戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（17戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（18戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（19戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

5月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（20戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた28戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（21戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（22戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。