エドヅマ（2007年生、母ミサトプリムローズ）

エドヅマ（2007年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「江戸褄。着物の種類」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時12歳）と交配したミサトプリムローズが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野口牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、野口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、テンジンによって189万円で落札された。

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月31日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

11月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3歳（2010年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高山太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず13着に終わった。

2月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた7戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オリオンザドーターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモジュリをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のビビッドボイスに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月12日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ギオンパラダイスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた15戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（8戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2011年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた21戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた22戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクリーンチェンジに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のコスモチャタレイに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月17日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月21日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（13戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（14戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月30日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（15戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（17戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（18戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下貴光騎手（19戦3勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（20戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5歳（2012年）

1月4日、中8週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（21戦3勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（22戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月4日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（23戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（24戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（25戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。