ブラックフラミンゴ（2020年生、母クロイゼリンチャン）

ブラックフラミンゴ（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黒いフラミンゴ。超レアな逸材になるよう願いを込めて」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したクロイゼリンチャンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北田剛。戦績は、中央平地7戦0勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年のファイナルレース(一般C3 11)。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月6日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。17頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

3歳（2023年）

2月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

5月27日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、6着を確保した。

7月16日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

8月27日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、U.リスポリ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月3日、連闘で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた8戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、たみや記念特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた9戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3 15（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スヴニールデジールに交わされて4馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、福山競馬記念特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた12戦目は、C3-14（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた13戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた14戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、七福神特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた16戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた17戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月5日、中1週で迎えた18戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペイシャハーメルンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、小池祐子特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた20戦目は、永井誠・富樫佳宏特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。