カオリワンダー（2005年生、母オースカランナー）

カオリワンダー（2005年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したオースカランナーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は大須賀牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月2日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

4月6日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオジロをクビ差制して初勝利を挙げた。

4月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオジロから5馬身差の2着に敗れた。

7月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノグランドールから7馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた6戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったステキプリンセスからクビ差の2着に甘んじた。

9月7日、中3週で迎えた7戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。