イブキキャラクター（1994年生、母デキシークイーン）

イブキキャラクター（1994年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレミロード（当時11歳）と交配したデキシークイーンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦1勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

10月13日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月8日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

3歳（1997年）

1月15日、中4週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

1月25日、中0週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のホクザンパールをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4歳（1998年）

4月11日、約10か月の休み明けで迎えた13戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた16戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

6月13日、中2週で迎えた17戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（9戦1勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月8日、中6週で迎えた19戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトリプルラッキーに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月15日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカパレスをアタマ差制して制した。

11月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた24戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。