ビコーズウイキャン（2021年生、母ドゥマイモンシェリ）
Because We Can
2021.04.03
ビコーズウイキャン（2021年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名。父名および母名に含まれるイニシャルMから連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時8歳）と交配したドゥマイモンシェリが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はキヨタケ牧場。主な勝ち鞍は2023年のアタックチャレンジ。
経歴
デビュー前
1歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、池田貴征によって176万円で落札された。
佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2023年）
5月25日、デビュー戦は阿岸潤一朗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
6月21日、中3週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシシノハートをハナ差振り切って初勝利を挙げた。
7月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのルビー特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
8月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスピネル特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
9月3日、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
12月17日、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。
3歳（2024年）
2月10日、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた8戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
4月13日、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。
5月11日、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた11戦目は、名水百選「風布川・日本水」賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。
11月20日、中3週で迎えた12戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、埼玉県養鶏協会長賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。
12月9日、中2週で迎えた13戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、カンヌ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた14戦目は、いちごのまち吉見賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
4歳（2025年）
1月8日、中1週で迎えた15戦目は、本庄産あまりん賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
2月10日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた17戦目は、ウマ娘アクリルキーホルダー配布記念（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
4月22日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の春暖特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。
5月27日、中4週で迎えた20戦目は、ラベンダー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。
6月4日、連闘で迎えた21戦目は、ふたご座スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着に入り込んだ。
デビュー前
1歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、池田貴征によって176万円で落札された。
長谷川忍厩舎（浦和）へ入厩。
7月8日、中4週で迎えた22戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、トリュフ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。
7月21日、中1週で迎えた23戦目は、浦和競馬×netkeibaコラボ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプラビータを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
10月1日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1四五六イ（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
10月27日、中3週で迎えた25戦目は、城下町岩槻鷹狩り行列賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で七夕裕次騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
11月25日、中3週で迎えた26戦目は、上州和牛賞（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で七夕裕次騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したトーセンペネロペにアタマ差届かず2着となった。