ハレルヤボーイ（2013年生、母トーセンミネルバ）

ハレルヤボーイ（2013年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「讃える、賛美する＋男の子」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンファントム（当時6歳）と交配したトーセンミネルバが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。2019年のADホリンデールステークス(豪・G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月14日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のアートラヴァーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳重賞のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

3歳（2016年）

2月20日、中8週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のスターオブペルシャをハナ差振り切って雨中の激闘を制した。

3月20日、中3週で迎えた8戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（5戦2勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月16日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の神奈川新聞杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2017年）

3月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月2日、B.シン騎手を鞍上に迎えて、16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月2日、K.マカヴォイ騎手を鞍上に迎えて、11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2018年）

7月28日、J.マクドナルド騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6歳（2019年）

2月23日、11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、G2のADホリンデールステークス（オーストラリア・ゴールドコースト芝1800m）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。