第34回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

キャプテンペリーが集団を引っ張る形、僅差の2番手にモンスターキング、ジュンザワールド、マテラアリオンが続く

キャプテンペリーが果敢にハナを切り、僅かなリードで集団を牽引。2番手にモンスターキング、ジュンザワールド、マテラアリオンらが並ぶ。その後ろ、ショウナンライズ、カープストリーマー、ダノンスパークらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、ダンツプリウスは中団前め。エクラミレネールとボールライトニングは中団馬群の丁度真ん中を併走。マディディ、ストーミーシー、サーブルオールらは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはレインボーライン。シンガリにアストラエンブレムとハレルヤボーイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、ダンツプリウスが直線入り口で好位集団に並びかける味のある競馬で重賞ウィナーの称号をつかむ

先頭はキャプテンペリーでリードは体半分。2番手にモンスターキングが続く。そのあと、ダンツプリウス、ジュンザワールド、ボールライトニングらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のダンツプリウスが総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った14番人気のストーミーシーをハナ差で抑え込みトップでゴールを走り抜けた。2着のストーミーシーからクビ差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったエクラミレネールが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた1番人気のアストラエンブレムが入線、さらにハナ差の5着には、同じく後方3番手にいたレインボーラインが食い込んだ。