ラヴァーズテーラー（2005年生、母キョウエイワンダー）

ラヴァーズテーラー（2005年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「恋人達＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したキョウエイワンダーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地26戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月3日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

12月22日、中3週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3歳（2008年）

2月9日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は荻野琢真騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3月1日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

6月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は荻野琢真騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、コスモアイリスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。端をきり、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のスティールシャークをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月24日、中6週で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は荻野琢真騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のクレバーデュークを半馬身振り切って2勝目を収める

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のTVh賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（6戦2勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4歳（2009年）

2月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（7戦2勝）。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月26日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月21日、中7週で迎えた14戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（8戦2勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

8月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（9戦2勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスペシャルブレイドを上がり4位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を収める

9月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下のおおぞら特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（10戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月24日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の会津特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（11戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月26日、中8週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻野琢真騎手（12戦3勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、6着に終わった。

5歳（2010年）

2月7日、中5週で迎えた20戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

6月19日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の潮騒特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月27日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（14戦3勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月7日、中5週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（15戦3勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月4日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のHBC賞（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（16戦3勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月3日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた25戦目は、3歳以上1000万下のSTV賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻野琢真騎手（17戦3勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6歳（2011年）

2月27日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の糸島特別（小倉芝1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で荻野琢真騎手（18戦3勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。