コンバットダイヤ（1998年生、母ミヤギミノル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、田上稔から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、平林喜久男によって420万円で落札された。

3歳（2001年）

10月19日、デビュー戦は細川勉騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセイザンゴールドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったジェラシックキセキに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダーキャッチャに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（2002年）

1月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて先頭に躍り出て、最後は2着のオキノシルビアに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月16日、中5週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた7戦目は、稲子善行騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で稲子善行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

5歳（2003年）

2月26日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で稲子善行騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神でしぶとく粘り込んで、最後は2着のアメリカンハットに3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

3月30日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で稲子善行騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で稲子善行騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったモルフェスキーナに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で稲子善行騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スフィーダに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で稲子善行騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カツアリダーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月22日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で稲子善行騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアメリカンハットに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

8月22日、中3週で迎えた15戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で稲子善行騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディープシャドーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で稲子善行騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、ティーエスフリートにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で稲子善行騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ジョウテンミラクルに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月29日、中5週で迎えた18戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で稲子善行騎手（11戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C1四 C2一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で稲子善行騎手（12戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

6歳（2004年）

2月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で稲子善行騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月30日、中7週で迎えた21戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で稲子善行騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月5日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で稲子善行騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。