ブリーザブリーザ（1997年生、母シエルボーン）

ブリーザブリーザ（1997年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサマーサスピション（当時5歳）と交配したシエルボーンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦6勝2着2回。2001年のシャクシャイン特別(一般)に勝利した他、2000年の陽春特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

8月24日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイーストプリンスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップシェイビアンをクビ差制して2勝目を手にした。

10月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2000年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳地方重賞のヤングチャレンジカップ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワイビースペクターをクビ差制して1着ゴールを果たした。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2001年）

4月26日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラローレルから1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、STVラジオホットライン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のボルサリーノに1馬身の差をつけて4勝目を収める

5月31日、中2週で迎えた13戦目は、北海道はまなす賞（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

6月26日、中3週で迎えた14戦目は、ムーンライト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、シャクシャイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーワイルドに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月8日、中3週で迎えた16戦目は、北斗七星特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本隆宏騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノハードオーをハナ差制して6勝目を奪取した。

8月22日、中1週で迎えた17戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノハードオーから半馬身差の2着に敗北した。

6歳（2003年）

6月25日、約22か月半の休み明けで迎えた18戦目は、琴似特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。