ダートカナ（2015年生、母プルーフオブライフ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリオンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中照美によって324万円で落札された。

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2017年）

12月25日、デビュー戦は横川怜央騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3歳（2018年）

1月22日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、非常に緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサブノテイオーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のペインゴーアウェイを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横川怜央騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゴールドシンボルに1馬身3/4の差をつけて3勝目をゲットした。

5月22日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイト菖蒲特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横川怜央騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で横川怜央騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドシンボルに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

7月10日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、オフト伊勢崎賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横川怜央騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプリンスリゴールドに2馬身の差をつけて制した。

8月3日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のりょうくん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横川怜央騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイズミシンホニーに1馬身の差をつけて優勝

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ファンタスティック賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

10月10日、中5週で迎えた11戦目は、THE GENFUKEI賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（9戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた12戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（10戦5勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2019年）

3月22日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、爽春賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（11戦5勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた14戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、北極星賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、ベンジャミン賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

5月24日、中3週で迎えた16戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（12戦5勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈のスロトングスピリットでしぶとく粘り込んで、最後は2着のスーラリュンヌに1馬身1/4の差をつけて6勝目を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦の夏木立賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（13戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のペタルーダに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、牝馬限定戦のシンデレラチャレンジ2（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（14戦7勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた19戦目は、秋晴賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（15戦7勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた20戦目は、晩秋賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横川怜央騎手（16戦7勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

12月3日、中2週で迎えた21戦目は、冬霞賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた22戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、小澤廉さんTCK来場記念（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

5歳（2020年）

3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、花月賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた24戦目は、東風賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた25戦目は、緑風賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀬川将輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた26戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で瀬川将輝騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。