ロイヤルブリッジ（1996年生、母ブランドルージュ）

ロイヤルブリッジ（1996年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニシノエトランゼ（当時17歳）と交配したブランドルージュが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は芦谷清太。戦績は、地方8戦7勝2着1回。1999年の平成10年度しもつけ弥生賞(地方重賞)に勝利した他、1998年の三才優駿(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、芦谷清太から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

一倉昌行厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1998年）

11月22日、デビュー戦は斉藤誠騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は439kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のゲートウエーロマンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシックヒーローに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた3戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の三才優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシックヒーローに9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（1999年）

2月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の青峰特別（高崎ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミカツリュウに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月22日、中5週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の平成10年度しもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケーオーボーイに2馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

5月3日、中5週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のしもつけさつき賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラミロードから5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイヴフォンテンを半馬身差し切って久方ぶりの一戦を制した。

2月29日、中3週で迎えた8戦目は、早春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のヒガシノサンサンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。