ニシケンウイナー（1993年生、母タカエダイアナ）

ニシケンウイナー（1993年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時13歳）と交配したタカエダイアナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、地方43戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1996年の水無月特別(A1)。

経歴

デビュー前

吉田英男厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1995年）

6月25日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート750m 晴/稍重）に出走。馬体重は415kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーエムブライアンから5馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノヒリュウに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングイマージュから1馬身差の2着となった。

11月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は山中初騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクトウザンキングから1馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1996年）

4月16日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中初騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルセビジンから2馬身半差の2着となった。

5月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山中初騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山中初騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の水無月特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山中初騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナルセビジンに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のこまくさ賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山中初騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のミズバショウ特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中初騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニイタカクリークから6馬身差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山中初騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズネースから1馬身半差の2着となった。

8月17日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のクイーンカップ（上山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中初騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた20戦目は、3歳戦の北日本オークス（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で山中初騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3イ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山中初騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンラインに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月29日、中3週で迎えた22戦目は、3歳戦のオパールカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山中初騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の紅葉賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で山中初騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のトパーズカップ（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で山中初騎手（17戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で山中初騎手（18戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1997年）

1月6日、中3週で迎えた26戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般A7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセントテイオーをハナ差制して4勝目を奪取した。

2月17日、中5週で迎えた27戦目は、輪島賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、A6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1998年）

1月8日、約10か月半の休み明けで迎えた29戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6歳（1999年）

1月2日、約9か月の休養明けで迎えた31戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイマインから3馬身差の2着となった。

1月11日、連闘で迎えた32戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた33戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた34戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた35戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、つばき特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中8週で迎えた36戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

7歳（2000年）

1月9日、約8か月半の休み明けで迎えた37戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた39戦目は、井手勇次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた40戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手勇次騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた41戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた42戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた43戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は井手勇次騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。