グランドジャヌー（2020年生、母クインスウィーティ）

グランドジャヌー（2020年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大+魂(サンスクリット)」。毛色は鹿毛。種牡馬のザサンデーフサイチ（当時16歳）と交配したクインスウィーティが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡博。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の一般C。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月28日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた2戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月6日、中8週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

6月3日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は水沼元輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月10日、中5週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた7戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月23日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた8戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、C23組（笠松ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパンフィーリに3/4馬身届かず2着となった。

4歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた14戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた17戦目は、松原直人バースデー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた18戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るレッドジェダイトを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月1日、中1週で迎えた19戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた21戦目は、劇場版ウマ娘新時代の扉カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。