ネバークイン（2007年生、母ネバーネバー）

ネバークイン（2007年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時7歳）と交配したネバーネバーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月17日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったバトルシュリイマンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

1月11日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のプレタポルテをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

2月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた9戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。