トモエアレックス（1987年生、母アンスチユアート）
Tomoe Alex
1987.03.31
トモエアレックス（1987年3月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAlleged（当時13歳）と交配したアンスチユアートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1989年）
12月2日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。19頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
12月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。20頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、6着に終わった。
3歳（1990年）
5月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
6月9日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。
6月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルビュルデを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
6月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた7戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。
8月4日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したカムイサンダーにハナ差届かず2着に甘んじた。
4歳（1991年）
3月24日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。
9月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた10戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で晴山幹也騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月11日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で晴山幹也騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で晴山幹也騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1420m 小雪/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で晴山幹也騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で晴山幹也騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（1992年）
1月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で晴山幹也騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた24戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。