カムイサンダー（1986年生、母アブリア）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

8月13日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のチヨノアグネスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中7週で迎えた3戦目は、3歳400万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

3歳（1989年）

3月25日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳400万下のもくれん賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳400万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

11月11日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上400万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中舘英二騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4歳（1990年）

6月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で中舘英二騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月23日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中舘英二騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中舘英二騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中舘英二騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトモエアレックスをハナ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

8月19日、中1週で迎えた12戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5歳（1991年）

1月15日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

2月2日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマチカネツラヌキに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月26日、約6か月の休み明けで迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、薄暮特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた16戦目は、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、数河特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月21日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた19戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のリンボートップに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月6日、中1週で迎えた20戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた21戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた22戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1992年）

1月15日、中3週で迎えた23戦目は、北海道・笠松ジョッキーカップ（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた24戦目は、カトレア特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた25戦目は、寒椿特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた26戦目は、紅梅特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた27戦目は、弥生特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた28戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた29戦目は、つつじ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた30戦目は、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた31戦目は、清流短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた32戦目は、あやめ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた33戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、雷鳥特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた34戦目は、薄暮特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた35戦目は、アカシア特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、中6週で迎えた37戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で谷地勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で谷地勝則騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で谷地勝則騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷地勝則騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルキヤツスルから1馬身差の2着となった。

7歳（1993年）

6月27日、約7か月の休養明けで迎えた42戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で谷地勝則騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターサルビアから4馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中3週で迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で谷地勝則騎手（6戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイクリアから1馬身差の2着に敗れた。