シャイニーブランコ（2016年生、母クリスタルコースト）

シャイニーブランコ（2016年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+白色(ポルトガル語)」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時18歳）と交配したクリスタルコーストが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は雅牧場。2022年のジャニュアリーステークス(オープン)で2着に入った他、2022年の京葉ステークス(オープン)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月6日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

3歳（2019年）

2月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

2月23日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川又賢治騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入った。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

6月15日、中9週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウウチデを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月31日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた11戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部寿希騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入った。

4歳（2020年）

5月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグーテンモルゲンを半馬身振り切って久々の実戦をモノにした。

6月21日、中2週で迎えた14戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスのマカオジョッキークラブトロフィー（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2021年）

2月20日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

3月20日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したデンコウリジエールを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオカリナをアタマ差振り切って3勝目を挙げた。

6月12日、中8週で迎えた21戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの清洲ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月21日、中9週で迎えた22戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの上越ステークス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

9月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上3勝クラスの浜松ステークス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入った。

10月9日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、3歳以上3勝クラスの播州ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパワフルヒロコを半馬身振り切って4勝目を手にした。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、大阪スポーツ杯（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた26戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6歳（2022年）

1月16日、中7週で迎えた27戦目は、ジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアポロビビにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

2月13日、中3週で迎えた28戦目は、バレンタインステークス（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月17日、中8週で迎えた29戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、京葉ステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月5日、中6週で迎えた30戦目は、松風月ステークス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

10月8日、約4か月の休養明けで迎えた31戦目は、大阪スポーツ杯（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、りんくうステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7歳（2023年）

1月7日、中1週で迎えた33戦目は、すばるステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月19日、中9週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた35戦目は、京都競馬場グランドオープン記念（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

2023年4月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月13日、約5か月の休養明けで迎えた36戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ふるさと日高応援特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた37戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、JA日胆青協60周年“紡”特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた38戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、来年も応援ホッカイドウ競馬特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

12月27日、中6週で迎えた39戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、KRAトロフィー（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8歳（2024年）

1月16日、中2週で迎えた40戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、船橋ケイバウマ娘コラボ記念（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた41戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、’24ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた42戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた43戦目は、オフト汐留賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた44戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた45戦目は、モルガナイト賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。