キタノテリフィック（2007年生、母タカラオードリー）

キタノテリフィック（2007年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時10歳）と交配したタカラオードリーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、地方37戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒカル牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

9月10日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は400kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月8日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた5戦目は、2歳C2三（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳C2三（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた7戦目は、2歳C2三（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファイヤーラインを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月14日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた13戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた18戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のディーズトムボーイをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた22戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた24戦目は、奥入瀬エコロードフェスタレース（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月4日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた26戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月8日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた31戦目は、JA岩手ふるさとモーちゃん杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のベルモントボンバーに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月28日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のミュウテイションに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月12日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（16戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（17戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。