マドンナリリー（2020年生、母マザーロード）

Madonna Lily

2020.05.20

マドンナリリー（2020年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「植物名。花言葉は『天界の美』」。毛色は栗毛。種牡馬のミュゼスルタン（当時8歳）と交配したマザーロードが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は細川牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

6月3日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林勝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

2023年8月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったドーバーファルコンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、夏いちごの町浦河すずあかね賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバウアーズを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

4月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。