メイショウワグナー（2002年生、母レディテルライド）

メイショウワグナー（2002年2月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時12歳）と交配したレディテルライドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害13戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

1月10日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したエースデヨバンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月20日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（9戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（10戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（11戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた13戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2006年）

1月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で白坂聡騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルスパークに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月7日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で仲田雅興騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で仲田雅興騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、中7週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で仲田雅興騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2007年）

1月27日、中4週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で仲田雅興騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月17日、約8か月の休養明けで迎えた24戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は仲田雅興騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。