ブラザーシュー（1988年生、母シユジンスキー）

Brother Shoe

1988.02.21

ブラザーシュー（1988年2月21日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のBelieve It（当時13歳）と交配したシユジンスキーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

9月15日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったフミノデージーにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイイチハワイを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の福島放送賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったキックオフにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4歳（1992年）

1月5日、中6週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月27日、約9か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。