クイーンオーキッド（2020年生、母トウカイベルタ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会大谷昌裕によって330万円で落札された。

2歳（2022年）

7月25日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は415kg。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた4戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3歳（2023年）

5月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴールドタイプに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月6日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた8戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の靖志さん第2の人生へ発車記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のノーブルリストに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウコムスビを鬼脚でハナ差だけ差し切って3勝目を収める

4歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、りんちゃん生誕一周年記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川智史騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、オウケントップにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、詠真誕生日記念2024（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で細川智史騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で細川智史騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で細川智史騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1700m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた19戦目は、犬山城特別（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は細川智史騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた21戦目は、段戸川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパワーマックィーンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川智史騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で細川智史騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で細川智史騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったカルデアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2025年）

1月3日、中0週で迎えた27戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、尾張名古屋杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた28戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったウインセレーネをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた29戦目は、名古屋モーニングフィーバー8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた31戦目は、名古屋モーニングフィーバー44（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（17戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウエスタンラピダに2馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。