ミラクルジャガー（2016年生、母ケージーササニシキ）

ミラクルジャガー（2016年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のローズキングダム（当時9歳）と交配したケージーササニシキが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。2018年の若駒賞(M2)で2着に入った他、2018年の若鮎賞(M3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

板垣吉則厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2018年）

6月2日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシラカミゴールドを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月28日、中7週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオウレリアに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳M3の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた4戦目は、2歳M1のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったニューホープに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月25日、中5週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ニューホープに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

10月28日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月7日、中5週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた8戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

2月10日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、久留里特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

3月10日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた11戦目は、一般C1五六七ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は臼井健太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったヒルノバーゼルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で臼井健太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモードフランスに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、蓬賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で臼井健太郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で臼井健太郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた15戦目は、楽天競馬杯ポイントモリモリ賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で臼井健太郎騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に敗れた。

12月1日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、アイビー賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で臼井健太郎騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5歳（2021年）

1月11日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1三四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で臼井健太郎騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月26日、中1週で迎えた18戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で臼井健太郎騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

2月9日、中1週で迎えた19戦目は、馬い!?明日開催池尻軒先マルシェ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で臼井健太郎騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた20戦目は、アクアマリン賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で臼井健太郎騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。