ボレロオブソロウ（2021年生、母イチリンソウ）

Bolero of Sorrow

2021.04.03

ボレロオブソロウ（2021年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時15歳）と交配したイチリンソウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。2023年の初陣賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

久保秀男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

6月16日、デビュー戦は新原周馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は451kg。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったツキシロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアゲハチョウ特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったテンバイパーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月27日、中2週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオオムラサキ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、勝ったアジアミッションに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの初陣賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳S2のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月31日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

3歳（2024年）

1月31日、中3週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3月11日、中5週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の連翹賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の鶯特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

久保秀男厩舎（川崎）へ入厩。

競走除外となった。

8月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

10月9日、中4週で迎えた12戦目は、坂ノ下賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったオモイソメルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。