サイエダティ（1990年生、母Dubian）

Sayyedati

1990.01.26

サイエダティ（1990年1月26日）は、イギリスで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のShadeed（当時8歳）と交配したDubianが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外20戦6勝。1995年のサセックスステークス(英・G1)に勝利した他、1993年のジャック・ル・マロワ賞(仏・G1)を制するなど、G1級競走5勝を含む重賞6勝を挙げた。

経歴

2歳（1992年）

6月20日、M.ロバーツ騎手を鞍上に据えて、8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったSumotoから2馬身差の2着となった。

7月7日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のToocandoに半馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を達成した。

9月5日、2歳G1のモイグレアスタッドステークス（アイルランド・カラ芝1408m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でM.ロバーツ騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のBright Generationに1馬身半の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。

9月30日、2歳G1のチェヴァリーパークステークス（イギリス・ニューマーケット芝1207m）に出走。4頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のLyric Fantasyに2馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを獲得した。

3歳（1993年）

4月13日、3歳G3のネルグウィンステークス（イギリス・ニューマーケット芝1408m）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、3歳G1の1000ギニーステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のNicheに半馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルをつかんだ。

7月28日、G1のサセックスステークス（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったBigstoneから1馬身半差の2着となった。

8月15日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のスキーパラダイスをアタマ差制してG1・4勝目を挙げた。

9月25日、G1のクイーンエリザベス2世ステークス（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月6日、G1のブリーダーズカップ・スプリント（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝1207m）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。0着に終わった。

4歳（1994年）

4月23日、W.スウィンバーン騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月15日、G1の安田記念（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続でW.スウィンバーン騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月27日、G1のサセックスステークス（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったEast of the Moonから1馬身半差の2着となった。

9月4日、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、G1のクイーンエリザベス2世ステークス（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1995年）

5月25日、5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェロキーローズⅡからアタマ差の2着に甘んじた。

6月20日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G2のクイーンアンステークス（イギリス・アスコット芝1609m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、B.ドイル騎手を鞍上に迎えて、G1のサセックスステークス（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のBahriをクビ差制して5つ目のG1タイトルをゲットした。

8月13日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でB.ドイル騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったMiss Satamixaから1馬身差の2着に敗北した。

9月3日、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は3戦連続でB.ドイル騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月28日、C.ナカタニ騎手を鞍上に迎えて、G1のブリーダーズカップ・マイル（アメリカ合衆国・ベルモント パーク芝1609m）に出走。13頭立ての12番ゲートからスタート。3着に終わった。