テイケイフロックス（2009年生、母プリティジョディー）

テイケイフロックス（2009年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したプリティジョディーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着1回、地方41戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、新冠橋本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、新冠橋本牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、兼松忠男によって903万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

2月11日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マルカリョウマに交わされて2馬身差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のチーズマヨに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月4日、中4週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

10月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

4歳（2013年）

4月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月7日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5歳（2014年）

3月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

7月12日、中0週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた26戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、ケヤキイルミネーションレース（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のニホンピロララバイをクビ差振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、銀嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、コスモナダルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2015年）

1月11日、中1週で迎えた28戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第3戦（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月21日、中9週で迎えた29戦目は、新たな希望スタート（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したオーバートゥループに半馬身届かず2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた30戦目は、コケモモ（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた31戦目は、花かがり（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したスピニングゴッデスにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月27日、連闘で迎えた32戦目は、アップスター（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のリオサリナスに3馬身の差をつけて3勝目を収める

5月18日、中1週で迎えた34戦目は、コサージュ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた35戦目は、秋田場外開設記念鷹の松賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたリオサリナス決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月29日、中3週で迎えた36戦目は、盛岡デー・イン・東京賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジャーフライトを半馬身振り切って4勝目を手に入れた。

7月20日、中2週で迎えた37戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第2戦希望（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた38戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイルリリーを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って制した。

8月9日、中1週で迎えた39戦目は、元祖たらいこぎ選手権賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のラフィナートを半馬身振り切って6勝目をマークした。

8月24日、中1週で迎えた40戦目は、オーガストカップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた41戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るパオロッサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた42戦目は、メトロポリタンウエディング杯（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた43戦目は、葛巻まちなか紅葉まつり賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（12戦6勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（13戦6勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた45戦目は、全日本わんこそば選手権賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレディアントデイズに2馬身半の差をつけて8勝目を奪取した。

11月16日、中1週で迎えた46戦目は、ノベンバーカップ（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したユナイテッドボスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月30日、中1週で迎えた47戦目は、金ケ崎鳥海柵跡賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したブライティアミルを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた48戦目は、盛岡短角牛賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイゼニスを半馬身振り切って1番人気に応えた。

12月29日、中1週で迎えた49戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7歳（2016年）

1月3日、連闘で迎えた50戦目は、初夢賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた51戦目は、花巻御食事処「山水」賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（9戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた52戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、希望郷いわて国体開催記念奥州市賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた53戦目は、奥州水沢日高火防祭賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた54戦目は、盛岡城跡公園賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（14戦6勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた55戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（15戦6勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた56戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた57戦目は、一戸まつり賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（16戦6勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた58戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（17戦6勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったスマイルリリーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた59戦目は、希望郷いわて国体開催記念洋野町賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（18戦6勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた60戦目は、南部杯カウントダウン7（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（19戦6勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた61戦目は、奥州前沢文化と産業まつり賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（20戦6勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた62戦目は、全日本わんこそば選手権賞（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（21戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた63戦目は、ノベンバーカップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（22戦6勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた64戦目は、メイドイン盛岡賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（23戦6勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた65戦目は、奥州江刺・越路スキー場賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（24戦6勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。