ミナミノショウグン（1993年生、母アロートウショウ）

ミナミノショウグン（1993年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミショーウン（当時7歳）と交配したアロートウショウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地17戦1勝2着2回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マルカダンガンに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るオースミシェンカーを鮮烈な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月31日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月18日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた7戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のマロニエ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、勝ったライトウインズにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

4歳（1997年）

3月15日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で細江純子騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小谷内秀夫騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた18戦目は、あじさい賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月15日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は細江純子騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。