ロードウィザード（2001年生、母レッドキャット）

ロードウィザード（2001年2月6日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魔法使い」。毛色は栗毛。種牡馬のGone West（当時17歳）と交配したレッドキャットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額6,000万円（12万×500口）で一口馬主が募集された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

10月2日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は556kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

11月21日、中6週で迎えた2戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクランデブーに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

12月19日、中3週で迎えた3戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったモンテオーシャンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

2月13日、中5週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入った。

3月20日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったシーキングザベストに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の大内宿特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

12月11日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。