オデンシタ（2020年生、母ビクトワールイゾレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、松田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山本武司によって352万円で落札された。

2歳（2022年）

6月27日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったジョーフォックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新星特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

10月18日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキュアドリームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の浦和ジュニアチャンピオン（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2023年）

1月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた9戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の不如帰特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の雛芥子特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月11日、中5週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、甲武信ヶ岳特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアドミラブルエースにクビ差届かず2着となった。

9月22日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、東京トゥインクルファンファーレ浦和賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったダイバオーソに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた13戦目は、鰯雲特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月14日、中7週で迎えた14戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド川崎第3戦（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、山羊座特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイデアミラーグロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

4歳（2024年）

1月30日、中4週で迎えた16戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月29日、中7週で迎えた17戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、春風特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、春暖特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた19戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、菖蒲月特別（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエーヴベリーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

6月19日、中3週で迎えた20戦目は、蕨宿特別（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ポルックス賞（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。