メランコリア（2012年生、母フレンチポップス）

メランコリア（2012年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「絵画名より」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時15歳）と交配したフレンチポップスが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地39戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月17日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月21日、中9週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2015年）

1月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月15日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツウローゼズに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月17日、中5週で迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた12戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の稲光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るジュエルアラモードを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月5日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の舞浜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村太一騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2016年）

1月16日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村太一騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月23日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の初霞賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西村太一騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

3月5日、中5週で迎えた19戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月30日、中7週で迎えた20戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は西村太一騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた24戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5歳（2017年）

1月15日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月11日、中7週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた27戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた29戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

7月16日、中7週で迎えた30戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月23日、連闘で迎えた31戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したタマモコーラスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月20日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

9月30日、連闘で迎えた34戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた35戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた36戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6歳（2018年）

2月10日、中7週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた38戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた39戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。