パイクーニャン（2004年生、母パイアン）

パイクーニャン（2004年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名より＋姑娘（中国語）。母の初仔だから」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時12歳）と交配したパイアンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のタケイチゼットをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

2月3日、中9週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。