ヒロノシラユキ（2009年生、母グレースシルエット）

ヒロノシラユキ（2009年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋白雪。芦毛の牝馬なので」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタキシード（当時13歳）と交配したグレースシルエットが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中地義次。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2八。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

6月2日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

8月4日、中8週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた4戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた6戦目は、一戸町産業まつりレース（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、トウショウバレルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、全国の騎手の想いを胸に突き進む（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた10戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリネンテイクを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2013年）

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、1年間のご愛顧に感謝（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた13戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた14戦目は、盛り上げよう 2014JBC（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、モエレアンドロメダに半馬身交わされて2着となった。

4月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカリキュレイターに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったキョウワティアラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、リアルフリーダムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したメイショウヒヨドリにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月13日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のエルブールズに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。

7月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（15戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた28戦目は、岩手競馬まるごと探検隊賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（17戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（18戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた30戦目は、リンゴジュース杯（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（19戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（20戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（21戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（2014年）

3月30日、約3か月の休み明けで迎えた33戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（22戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた35戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（23戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（24戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。