シゲルオオミネサン（2006年生、母ビクトリーステップ）

シゲルオオミネサン（2006年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奈良県『大峰山』より」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したビクトリーステップが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C2 36。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって745.5万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず17着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

10月31日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた5戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 36（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコートデュローヌに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。