ナイトカラノテガミ（2002年生、母Sister Crown）

ナイトカラノテガミ（2002年2月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「騎士＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時7歳）と交配したSister Crownが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝、地方24戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C20。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

8月21日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は510kg。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月22日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーシューズ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月29日、中4週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

4歳（2006年）

1月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から33kg増やして迎えた4戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、佳奈記念笠松競馬に福よ来い（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、BIGなアキテック賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエイシンゴールデンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

1月31日、連闘で迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスリーエルパサーを3/4馬身振り切って2勝目を収める

3月26日、中7週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

9月9日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

5歳（2007年）

1月6日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

4月2日、中4週で迎えた12戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アイリス賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月4日、中8週で迎えた13戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

10月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

12月25日、中6週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた16戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

6歳（2008年）

1月2日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したワンダーペレアールにクビ差届かず2着となった。

1月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したメイクアダッシュを差し切れず、2馬身差の2着となった。

2月27日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトサノシーロにアタマ差届かず2着となった。

4月8日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C4一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（13戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から30kg減らして迎えた30戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。