マルキヨローマン（1993年生、母ブルパップ）

マルキヨローマン（1993年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のギャラントローマン（当時11歳）と交配したブルパップが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回、地方5戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

2月3日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

4月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーワアムールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワカサイナズマに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホマレノスキャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月7日、中8週で迎えた11戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

10月5日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4歳（1997年）

4月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg絞って迎えた14戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノロイヤルから1馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた15戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般A B（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月24日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月29日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。