エイシンティターン（2001年生、母エイシンモンテレー）

エイシンティターン（2001年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の巨人族（ティターン神族）」。毛色は鹿毛。種牡馬のミシエロ（当時11歳）と交配したエイシンモンテレーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の摩耶山特別。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月16日、デビュー戦は高野容輔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月18日、中6週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F23（園田ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレストアガバナーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマングローブに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月22日、中2週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、摩耶山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリームシフトに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタガジョーレオーネにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、中3週で迎えた8戦目は、東条湖特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、サンスポ桜橋特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月13日、中3週で迎えた11戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、近畿畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた12戦目は、猪名川彫刻の道特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上B1-2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上B1-2（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた16戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、宍粟市誕生記念一宮温泉まほろばの湯特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた20戦目は、スーパーバードカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた21戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、夕刊フジ賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。