タガジョーレオーネ（1999年生、母メジロマーリン）

タガジョーレオーネ（1999年4月27日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時14歳）と交配したメジロマーリンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地14戦0勝2着3回、地方29戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上A3-2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、前川正美から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、中川進克によって2,940万円で落札された。

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月3日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたスリーフェロー決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5月4日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

7月21日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で幸英明騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたチェリーフブキ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で幸英明騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた11戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったダンディハリーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月26日、中8週で馬体重を前走から35kg増やして迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったクラネーションにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

4歳（2003年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた14戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月11日、中5週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた17戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったグリーンスパーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

7月18日、中7週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったビービープレジャーに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

8月19日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2004年）

6月22日、約9か月半の休み明けで迎えた23戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた24戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月29日、中0週で迎えた25戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

9月21日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、中町けやき特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた28戦目は、近江米特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイトクアーバンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンティターンに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月2日、中2週で迎えた30戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた31戦目は、サンスポ桜橋特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（3戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた32戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上A3-3（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸二騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリティピットに1馬身3/4の差をつけて3勝目を収める

2月16日、中1週で迎えた36戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた37戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上A3-2（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウエイフウジンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目をつかんだ。

4月12日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上A3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（8戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

11月6日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた42戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

7歳（2006年）

1月21日、中6週で迎えた43戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。