セイシェルストーム（1989年生、母ダイナセイシエル）

セイシェルストーム（1989年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時22歳）と交配したダイナセイシエルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三勝牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方17戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

4月11日、デビュー戦は津曲幸夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のデュエットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（1993年）

4月10日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

8月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月24日、中0週で迎えた8戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水戸賢二騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水戸賢二騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトグローリーに3馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

5歳（1994年）

4月12日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水戸賢二騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中4週で迎えた18戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントベイカーから1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェベルネバーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた22戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノヒリュウから1馬身半差の2着となった。