ヴォロンテール（2007年生、母フレンチアイディア）

ヴォロンテール（2007年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パリの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時13歳）と交配したフレンチアイディアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

3歳のとき、社台ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

グリーンファーム愛馬会にて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月27日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、コスモヴァルールにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

12月20日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

3歳（2010年）

1月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4月18日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6月7日、中6週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

8月25日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

12月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4歳（2011年）

2月3日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十 11ア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた13戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。