ヘイセイゼノビア（1999年生、母クインゼノビア）

ヘイセイゼノビア（1999年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のヘイセイヤマト（当時11歳）と交配したクインゼノビアが17歳のときに産んだ16番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸廣之。戦績は、地方27戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系2歳F1。

経歴

デビュー前

稲田礎厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2001年）

6月26日、デビュー戦は松浦政宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は425kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリジャンプに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクエリートに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月24日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系2歳T1（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンの園田2歳優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松浦政宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3歳（2002年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松浦政宏騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月13日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松浦政宏騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松浦政宏騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルジュウガバナーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月25日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦の香蘭賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松浦政宏騎手（10戦3勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた12戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーセレビイに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月4日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノサンヒットに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

10月14日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた16戦目は、ちくさ高原杯（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（14戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（15戦4勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4歳（2003年）

5月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（16戦4勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松浦政宏騎手（17戦4勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松浦政宏騎手（18戦4勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松浦政宏騎手（19戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月31日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で松浦政宏騎手（20戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンリジャンプに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、岩永健二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上C2-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（21戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月2日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、アラ系3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた26戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-10（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2-10（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。