アイノドリーム（1987年生、母アイノフロルア）

アイノドリーム（1987年5月22日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時12歳）と交配したアイノフロルアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は土肥四三市。戦績は、地方28戦16勝2着6回。主な勝ち鞍は1991年のクリスタルカップ。

経歴

デビュー前

森島義弘厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1989年）

11月27日、デビュー戦は井手上慎一騎手を鞍上に据えて、馬体重は476kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイソハルスターに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月25日、中3週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルシヤークから5馬身差の2着に敗北した。

3歳（1990年）

1月8日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイソハルスターに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のきさらぎ特別イ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミノマドンナから半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーサンシヤインに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

4月14日、中7週で迎えた6戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリニヤーチカラオに7馬身の差をつけて制した。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋タイムズ杯（中京(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（5戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルシヤークに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルシヤークに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアラブ王冠（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月16日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、アラ系一般C1ハ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノウンリユウに6馬身の差をつけて優勝

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターマインドに2馬身の差をつけて優勝

12月5日、中4週で迎えた12戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフオーモサガールに6馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた13戦目は、冬至特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（11戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノカブラヤから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1991年）

1月18日、中3週で迎えた14戦目は、白銀特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で井手上慎一騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリスイセイイチに5馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、晩冬特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で井手上慎一騎手（13戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた16戦目は、早春特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で井手上慎一騎手（14戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドバードに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月18日、中1週で迎えた17戦目は、東海プリンス（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で井手上慎一騎手（15戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラツキーに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月12日、中3週で迎えた18戦目は、クリスタルカップ（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で井手上慎一騎手（16戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラツキーに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

5月1日、中2週で迎えた19戦目は、桶狭間特別（中京(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で井手上慎一騎手（17戦12勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリスイセイイチに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月16日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、シルバー争覇（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は15戦連続で井手上慎一騎手（18戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったソールマンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中3週で迎えた21戦目は、名古屋杯（名古屋ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で井手上慎一騎手（19戦13勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1992年）

2月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、フェブラリ特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で井手上慎一騎手（20戦13勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングアトムオーから5馬身差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた23戦目は、東海プリンス（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で井手上慎一騎手（21戦13勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた24戦目は、マーチ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で井手上慎一騎手（22戦13勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングアトムオーから3馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中3週で迎えた25戦目は、エープリル特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は20戦連続で井手上慎一騎手（23戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムレデイーに4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、桶狭間特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で井手上慎一騎手（24戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた27戦目は、名古屋杯（名古屋ダート2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は22戦連続で井手上慎一騎手（25戦14勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた28戦目は、ジューン特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で井手上慎一騎手（26戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズネオンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。