アニエラ（2016年生、母Royal Highness）

Agnella

2016.01.30

アニエラ（2016年1月30日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性名。由来は『純粋』」。毛色は鹿毛。種牡馬のDubawi（当時14歳）と交配したRoyal Highnessが15歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2019年のクライマックスリレーin大井賞。

経歴

デビュー前

堀千亜樹厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2019年）

12月4日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は477kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦のクライマックスリレーin大井賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のパトリオータに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

1月21日、中3週で迎えた3戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアラゴネスに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月24日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた5戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコンドルノユメをアタマ差振り切って優勝