クリフパレス（2009年生、母ディスカバリングビューティー）

クリフパレス（2009年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「断崖のお城。コロラドのメサ・ヴェルデ国立公園の遺跡名」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時7歳）と交配したディスカバリングビューティーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって4,200万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

4月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったユウキソルジャーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

6月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したエイユーミラクルを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

4歳（2013年）

1月16日、中8週で迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月19日、中6週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、中8週で迎えた12戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。