ヨシアイビーム（2004年生、母イエローハット）

ヨシアイビーム（2004年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人目をひくもの、眼光の一閃」。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時16歳）と交配したイエローハットが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方31戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月17日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3月25日、中4週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた4戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のターコイズ賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた5戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月23日、中6週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月29日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート900m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

4歳（2008年）

3月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、春らんまん猿山・雪割草特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアスカノジャックを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のスイートピー賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のフロックス賞（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた20戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（8戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジュライワンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

5歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた22戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた23戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた24戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

5月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 曇/重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた29戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳健一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブライドムーンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳健一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月12日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート900m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳健一騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

9月22日、中0週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳健一騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳健一騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた36戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳健一騎手（7戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた37戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳健一騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で青柳健一騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた39戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で青柳健一騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で青柳健一騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた41戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳健一騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた43戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。