ダンシングバード（2000年生、母ダンシングエコー）

ダンシングバード（2000年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「踊る鳥」。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時7歳）と交配したダンシングエコーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーフレンズファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の黄菊特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口圭二から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、鳳山信年によって315万円で落札された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

6月8日、デビュー戦は仲田雅興騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた4戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたメジロデニス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月26日、中1週で迎えた5戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイノゾミに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、オシロイバナ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた7戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた8戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田崇史騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコウシュントップに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月30日、中2週で迎えた9戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田崇史騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエターナルフィールをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、ほととぎす特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田崇史騎手（6戦3勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。