トーヨーマリア（1994年生、母トーヨークリーク）

トーヨーマリア（1994年6月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のモガンボ（当時11歳）と交配したトーヨークリークが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）トーヨークラブ北海道支店。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の平和賞。

経歴

デビュー前

熊坂光広厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

8月29日、デビュー戦は佐藤正人騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーファントムに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンアポロから1馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の若武者特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正人騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジュワールドに5馬身の差をつけて優勝

11月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正人騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンアポロに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の東京3歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正人騎手（4戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1997年）

1月23日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正人騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた7戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桃花賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。14着に敗れた。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、パール特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケーエヌグロリアから1馬身半差の2着となった。

7月29日、中3週で迎えた10戦目は、文月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた11戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月22日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のスパーキングレディーカップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた13戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた16戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、イヤーエンド特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1998年）

6月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

10月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた21戦目は、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。